「会計」とは企業などの組織における会計を指し、金銭や物品の出納を、貨幣を単位として記録、計算、管理等することを意味します.
(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/会計)
「簿記」とは、企業などの経済主体が経済取引によりもたらされる資産・負債・純資産の増減を管理し、併せて一定期間内の収益及び費用を記録することを意味します。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/簿記)
両者を見比べる限り、さほど意味に違いがないため「会計」と「簿記」は混同されがちです。
簿記と会計は主に企業の財務業務のことで簿記は会計の一部に位置付けられています。
簿記は帳票業務で取引を仕訳という形で変換し、会計帳簿に記録することを指します。
会計は会計帳簿に記録されたものをベースに、様々な会計データとしてまとめ、それを利害関係者に報告する行為を指します。
企業の経理、財務担当者が業務を行う上で簿記、会計の知識は必要不可欠です。
また公認会計士、税理士などは、会計およびそれに因んだ法律の専門知識を要し、またこれらの職種に就くには国家試験に合格しなければなりません。
そのため、会計、簿記関連の書籍は、実務書、専門書、資格参考書、問題集など様々な用途、目的に応じたものが出版されています。
簿記と会計は一連の財務業務ですが、内容が優しい簿記から学習する人が多く、簿記関連の書籍は専門学校生、経理業務を担当する社会人に購読されています。
会計関連の書籍は公認会計士を志す大学生や社会人、既に公認会計士として自立している人たちに購読されています。