薬学書の高価買取ランキング10

薬学書の高価買取ランキング10

薬学書とは

薬学書とは?

薬学書とは、薬剤師国家資格の合格を目標とする6年生薬学部の大学生、薬学の研究に従事する大学院生、企業の研究者、現職の薬剤師を対象にした専門の書籍です。

専門性の高い薬学は、そのジャンルも多岐に渡り、以下のジャンルの専門書が薬学書として取り扱われています。

薬学書のジャンル

薬学一般/基礎薬学/生薬/漢方/薬化学/薬理学/薬剤学/製剤学/医薬品/臨床薬学/病院薬学/調剤/情報薬学/薬事法/薬剤事典/薬剤師試験対策

薬学は薬剤師になるための実学と、大学や企業での研究や新薬開発などで志向が分かれています。

前者は、大学の講義で使用する定番の教科書や薬剤師試験用の参考書や問題集、後者は研究開発の探究心を満たす高度な内容や最新の薬学をテーマとした薬学書を使用します。

 

薬学書が高価買取される理由

新品の購入者が少ない

薬学書は、専門書の中でも内容がかなり難しく、また新品を購読する人の絶対数が少ないことから、古本市場では常に品薄状態に陥っています。

定価が高い

購買層が限定的であることに加えて、制作コストが非常に高いため、薬学書は3,000円以上と一般書籍と比べてかなり高額な定価で販売されています。

このような事情により、たくさんの書籍を自費で購入しなければならい薬学部生、薬剤師、医療関係者の多くは、書籍購入費を抑えるために、ネットで運営している古本屋を積極的に活用しています。

古本市場に出回りにくい

薬学書は専門性の高い書籍なので、一般書と比較して、その購買層がかなり狭く、また購入者の大半は長期渡り使い続ける傾向があります。

 

薬学書の買取動向

薬学書の買取動向

薬学書には、著名な研究者が執筆、監修に携わった有名な良書や、年度ごとに定期的に出版される定期刊行書、ハンドブック、テキスト(薬剤師資格)などがあります。

定番書と呼ばれる薬学書は、長年に渡り多くの薬学部生や研究者に愛読され続け、ロングセラーとしての地位を確立したものが多く、これらは、出版日からの期間に関わらず、価値が下がりにくい傾向があります。

その一方で、薬学は学問としての研究が非常に盛んで、新しい研究成果や最新の調合方法などをテーマとした薬学書が頻繁に出版されています。

このように時事的な内容をテーマとした薬学書や定期的に刊行される「今日の治療薬2019」や薬剤師試験などのテキストなどは、新薬、新しい研究成果の登場や、試験対策のトレンドの変化などにより、出版日から期間の経過につれて、市場価値が下がる傾向にあります。

 

薬学書を高く買い取ってもらうためのコツ

薬学書を高く買い取ってもらうためのコツ

買取業者について

薬学書は、古本市場全体で比較するとニーズが少ないため、本棚が漫画や文芸書で占領されている大手の買取チェーン店などでは、積極的に買取を行っていないのが実情です。

買取を依頼しても、買取実績が無いため、新品のものであっても最低取引額(定価の10%)で見積りを掲示されることも珍しくもなく、買取を考えているのであれば、適切な査定が受けられるよう、薬学書や医学書を専門に取り扱っている買取店や買取サービスを利用することをおすすめします。

買取基準について

古本市場において、薬学書は慢性的な品薄状態に陥っています。

そのため薬学書の価値を適切に判断できる買取業者は、汚れや書き込みがある書籍の買取、査定額アップ・送料無料などのキャンペーンの開催など、独自のサービスを提供することで、仕入れの強化に努めています。

買取店の選択では、査定の際に減額対象となってしまうケースをしっかり把握するのはもちろんのこと、不定期に開催されているキャンペーンなどもしっかりチェックした上で買取業者は選択するようにしましょう。

まとめ売り

薬学書は古本市場において人気があるので、まとめ売りは大歓迎です。

大半の店舗では、冊数、見積額などが一定以上の条件を満たす事で、送料の無料や査定価格の増額といったサービスを提供しています。

クリーニング

需要が高い薬学書であっても、汚れ、書き込み、破れ、欠品などは、買取店舗側での本査定で、減額の対象とされてしまいます。

破れ、書き込み等はどうすることも出来ませんが、付属品を揃える、ウエットティッシュで表紙の汚れを取り除くことで減額対象とされてしまうリスクを大幅に回避できます。

古い薬学書を売る際には、査定スタッフにマイナスのイメージを持たれてしまわないような配慮を心掛けましょう。

 

薬学書の高価買取ランキング10

現在、高額で買取をさせて頂いている薬学書の書籍を一部ご紹介します。ここに紹介されている書籍をお持ちの方は、是非処分をせず、一度査定のご依頼を頂ければと思います。

1.今日の治療薬2019 解説と便覧

今日の治療薬2019 解説と便覧

ジャンル 薬物療法
出版社 南江堂
著者 部晶夫/島田和幸/川合眞一
ISBN 9784524248087
参考買取価格 2,250円

 

2.医療現場のための薬物相互作用リテラシー

医療現場のための薬物相互作用リテラシー

ジャンル 臨床薬学
出版社 南山堂
著者 大野能之/樋坂章博
ISBN 9784525776015
参考買取価格 1,760円

 

3.誰も教えてくれなかった実践薬歴

誰も教えてくれなかった実践薬歴

ジャンル 薬学全般
出版社 じほう
著者 山本雄一郎
ISBN 9784840751155
参考買取価格 1,440円

 

4.○×問題でマスター 薬理学 第2版

○×問題でマスター 薬理学 第2版

ジャンル 薬理学
出版社 医歯薬出版
著者 山本浩一/大和谷厚
ISBN 9784263240731
参考買取価格 1,120円

 

5.治療薬マニュアル2019

治療薬マニュアル2019

ジャンル 薬学
出版社 医学書院
著者 髙久史麿/矢﨑義雄/北原光夫/上野文昭/越前宏俊
ISBN 9784260036665
参考買取価格 2,520円

 

6.総合診療医がケースで教える 副作用を診るロジック

総合診療医がケースで教える 副作用を診るロジック

ジャンル 副作用
出版社 じほう
著者 原田拓/森玄/前田 真之
ISBN 9784840751865
参考買取価格 1,550円

 

7.保険調剤Q&A 平成30年版 調剤報酬点数のポイント

保険調剤Q&A 平成30年版 調剤報酬点数のポイント

ジャンル 医療事務関係
出版社 じほう
著者 日本薬剤師会/編
ISBN 9784840750530
参考買取価格 1,120円

 

8.処方箋の“なぜ”を病態から推論する

処方箋の“なぜ”を病態から推論する

ジャンル 臨床薬学
出版社 じほう
著者 宇高 伸宜/岸田 直樹
ISBN 9784840751773
参考買取価格 1,660円

 

9.循環器治療薬ファイル 第3版-薬物治療のセンスを身につける-

循環器治療薬ファイル 第3版-薬物治療のセンスを身につける-

ジャンル 循環器一般
出版社 メディカル・サイエンス・インターナショナル
著者 村川裕二
ISBN 9784815701512
参考買取価格 3,600円

 

10.ポリファーマシーで困ったら 一番はじめに読む本

ポリファーマシーで困ったら 一番はじめに読む本

ジャンル 薬学全般
出版社 じほう
著者 吉田 英人
ISBN 9784840751087
参考買取価格 1,440円

まとめ

薬学書は古本市場において、常に品薄状態に陥っているため、出版日から1年未満のものであれば、定価の50%以上で取引されているケースも少なくはありません。

薬学部生、薬剤師、および医療関係者の方で、個人、法人所有に関わらず、薬学書の対処にお悩みなら、薬学書を専門に取り扱うネット買取サービスの利用をぜひおすすめします。

 

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