今は弾きたい楽曲の楽譜はダウンロードが主流です!
ピアノが弾けるようになるには
子どもの習いごととして昔から人気のピアノは、大人になっても楽しめる趣味となります。ピアノ教室などで先生に教えてもらう場合が多いのではないでしょうか?楽譜の読みかたや、指の動かし方など基礎を学び、練習曲を弾きながら上達していくことができるという点でピアノ教室は始めてピアノに触れる人にとって大きなメリットとなります。
ある程度、譜面読みができるようになると、自分で弾きたい曲が自由に弾けるようになるでしょう。
ピアノ教室に通わなくても
インターネットが普及した近年では、YouTubeなどを利用して独学でピアノを学ぶ人が増えてきました。ピアノといえばクラシックという概念を超えて、ピアノを得意とする人たちがさまざまなジャンルの曲を耳コピなどで弾く動画チャンネルも多くあります。それらを参考にピアノを習得するという人も多くいます。
ピアノの楽譜の入手方法
ピアノ教室に通う場合では、教えてくれる講師が教本などを用意してくれることがあります。弾く人のレベルに応じた曲の楽譜が一冊の本になっているもので、バイエルなどが代表です。
それら以外にも、指の練習に特化したものなどさまざなものがあります。それらは楽器を取り扱う店舗やネットショップなどで入手することができます。
1冊の価格は1,500円~が相場となります。ただしそれらは、自分が弾きたいと思う曲以外の曲もまとめられているため、あくまで練習用として使用することを目的としています。特定の曲のみの楽譜も楽器屋さんで取り扱っています。またインターネットで楽譜を扱うサイトからダウンロードすることでも手に入れることができます。
当然1冊の教本を購入するよりも安くなっている場合が多いので、自分の弾きたい曲だけの楽譜がほしい場合に都度手に入れる方法がおすすめです。
楽譜はダウンロードが主流に
日本の二大ピアノメーカーともいえる、YAMAHAやKAWAIでもサイトからも楽譜が購入できるようになっています。近年の巣ごもり需要で家で楽しめる趣味としてピアノを始める人が増え、楽譜もサイトからのダウンロードが主流となりました。
インターネット上には多くの楽譜ダウンロードサイトがあります。王道といわれる楽譜の他にも、楽譜を自作する人もいます。
特にあまり流通のないポップスやアニメソング、ジブリやディズニーなどでは、誰かが作った楽譜を入手することがそれらの曲を弾くために手っ取り早い方法といえます。
楽譜のダウンロードにはお金がかかる場合もありますが、無料のサイトがあるのも特徴です。特に凝った楽譜でない場合には、無料のものも多く初心者にはおすすめです。
無料で楽譜がダウンロードできるサイトの注意点
楽譜が無料ダウンロード可能なサイトには注意するべき点もいくつかあります。
著作権についての記載がない
海外の楽譜無料ダウンロードサイトに多いのがこのパターンです。誰かが作った楽譜をそのままサイトにアップしているようなサイトで、自覚がないまま著作権に触れてしまうといったことになりかねないという不安があります。
日本語があきらかにおかしい場合や、無料とうたいつつもクレジットカード情報を入力する欄があるようなら注意が必要です。
印刷ができない
ダウンロードができてもいざ印刷となると有料になるというパターンがあります。このような場合では、紙の楽譜としてではなくタブレットやスマートフォンを楽譜代わりに使用するしかありません。
スマートフォンやタブレットでは画面が小さく見ずらくなってしまいます。最近では電子楽譜を利用する人も多いので、紙の楽譜にこだわらない場合にはおすすめできます。
楽譜は紙がいいという場合には、相場として400円ほどを支払うことでダウンロードが可能となります。それをプリントアウトすることで紙の楽譜を入手することができます。
このような点に注意しながら無料サイトを利用することをこころがけましょう。
ピアノの楽譜を無料でダウンロードできるおすすめサイト5選
それでは安心して利用することができる楽譜無料ダウンロードおすすめサイトを紹介します。
ピアノの本棚
こちらのサイトでは、無料で楽譜を閲覧できるもののダウンロードやプリントアウトする場合には購入が必要となります。J-Popのピアノ楽譜が中心のサイトです。検索もしやすくアニメの曲などもあります。
IMLSP
クラシックの曲のみを扱うサイトです。ダウンロードの手順が少し難しいという点をのぞけば無料で楽譜をダウンロードできるサイトの中ではおすすめです。しかし、サイト内は全て英語での表示となっています。
https://imslp.org/wiki/Main_Page
Let’s Play Music
子ども向け、またはピアノを始めたばかりの人向けの比較的やさしい楽譜が無料でダウンロードできます。童謡など誰もが知っている曲も多くあるので、慣れ親しんだ曲の楽譜を弾きたい場合にはおすすめです。
https://www.letsplaykidsmusic.com/
カントリーアン
クラシックの楽譜のみを扱うサイトとなっています。PDFファイルをダウンロードすることが可能で、印刷もできます。こちらもサイト内は英語表記となっていますので、日本語訳に変換しながら利用してみてください。
YouTube
YouTubeでは多くのひとが、ピアノを弾く動画をアップしています。こちらは鍵盤と指だけを映した動画であったり、鍵盤をおすタイミングに合わせて上からカラーバーが降りてくるような動画が多いです。
そのため楽譜を見たい人にはあまりおすすめではありません。中には、小さく楽譜を載せている場合もありますのでそれらを参考にすることは可能かもしれません。
さまざまなサイトが存在しますが、中には閲覧のみ無料という場合もあります。またダウンロードの手順がややこしいという場合もあるようです。
まとめ
ピアノ楽譜を無料でダウンロードできるおすすめサイトを紹介しました。目的や用途によってサイトを上手に使い分けることが重要です。
楽譜が無料でダウンロード可能なサイトは実はあまり多くはありません。中には注意が必要なサイトも存在します。うっかり著作権などに触れてしまったりすることがないように気をつけましょう。
必要な場合には有料でダウンロードすることもできるので、それらのサイトもチェックしておくといいかもしれません。楽譜は楽器屋さんや書店にいって、教本を一冊買わなくても弾きたい曲だけを入手できるようになっています。有料サイトを含め、サイトを色々探してみてください。