目指せミニマリスト!賢い断捨離のススメ

ミニマリストで本もスッキリ!賢い断捨離の方法を考えます。
 

ミニマリストとは

ミニマリストという言葉を耳にしたことはありませんか?聞いたことはあるけど、内容はよくわからない、実際にやれそうにない、などさまざまな印象を持っているかもしれません。まずはミニマリストとはどんなことなのかを説明します。

ミニマリスト

ミニマリストはミニマリズム(Minimalism)が語源となっています。完成度を追求するために、装飾的趣向を凝らすのではなく、むしろそれらを必要最小限まで省略する表現スタイルとされ、「最小限主義」とも言われています。  

そこから必要最低限のモノだけで生活をする人たちのことをミニマリストと呼ぶようになりました。たくさんのモノに囲まれてごちゃごちゃとした生活スタイルから、本当に大切なもの、必要なものだけを厳選し、その中で豊かですっきりとした生活を目指しています。

家具や衣類、生活必需品に至るまでを最低限のモノに厳選するだけで多くのモノを収納するペースやそれらにかかるコストからも解放されることになります。

それでは、ミニマリストに近づくために必要なこと、するべきことは一体なんなのでしょうか。
 

断捨離とは

断捨離とは「新しいものを断つ・断」「不要なものを捨てる・捨」「物への執着から離れる・離」を組み合わせた言葉です。不要だと思うものは捨て、新しい物を増やさないように、整理整頓する行為といえばわかりやすいかもしれません。

ミニマリストの定義と少し似ているような気がします。つまり断捨離という行為はミニマリストへの第一歩といえます。断捨離をして物が少なくなった状態を維持して、生活をすることでをミニマリストとなれるということになります。
 

ミニマリストのメリット

ミニマリストになるとどのようなメリットがあるのでしょうか。

掃除や整理整頓ができる

必要最低限のモノだけで生活をする空間には、無駄なものがありません。何を無駄とするのかはひとによって違いますがミニマリストの中には、ソファやダイニングテーブルなど大きな家具も置かないこともあります。そうすることで、床面が広く現れます。毎日の掃除が格段に楽になるだけでなく、今まで家具で隠れていた場所隅々まで掃除が行き届くようになります。また物が少ないだけで、整理整頓にかかる時間が減ります。

無駄なお金を使わずにすむ

家具などは極力置かないことで、収納スペースが限られてくるため必要ないものを買わないという選択ができるようになります。衣類はあらかじめ着まわせるものをチョイスして買うようにすれば、どんどん新しい衣類を買い足すこともなくなります。生活必需品に関しても、ストックがあることを忘れてまた購入してしまうようなことがなくなります。必要な時に必要な分だけという概念がうまれることで、無駄な出費を抑えることができるのです。

心に余裕がうまれる

毎日の掃除が時短で楽になり、無駄な出費を抑えられることで、ストレスと感じていたことから解放されます。時間に余裕がうまれ、ストレスから解放されることで心に余裕ができます。時間に追われることなく、自分の時間をゆっくりと過ごすこともできるようになるのです。
 

ミニマリストの本事情

必要最低限の生活をすることで、心に余裕がうまれると趣味の読書を楽しむ時間もできることでしょう。ところがミニマリストにとって、多くの本は悩みの種でもあります。

読みたい本は次から次へと増えていく一方で手放すことには抵抗があるという読書家も多いはずです。特に本は紙で読みたい派の読書家の中には、大きな本棚に並ぶ本を眺める時間も好きという人がいるかもしれません。ミニマリストと本のせめぎ合いといったところでしょうか。

読書好きがミニマリストを目指すことはできるのか、を考えてみたいと思います。 
 

本を賢く断捨離

本は自分への投資として非常にメリットが多く重要なものです。その中で増えてしまった本をどのように選別して、断捨離するしたらいいのか…どれも手放せないという人のために断捨離の基準となるポイントをおさえましょう。

電子書籍化されているかどうか

電子書籍はスマートフォンやタブレットに大量の本を入れて持ち運ぶことができるような優秀なものです。もちろん、本棚などは必要なく、対応機器があればそれ1台ですべて足りてしまいます。特に思い入れのない書籍であれば、手放してしまい、電子書籍に乗り換えることがおすすめです。もちろん電子書籍化していない本もあるので注意が必要です。 

1度読んで満足した本

読み終わった本の中には、読み返すものもあれば1度読んだきり開いていないという本もあるでしょう。その1度読んで満足してしまった本こそ手放していい本といえます。それらの本はこれからもきっと読み返すことはないでしょう。保管しておく必要はないと考えられます。

読みかけの本

何ページか読んだ形跡はあるものの、そこから一向にはかどらない本も中にはあるものです。この先続きを読むかというとその可能性は極めて低いです。おもしろい本や興味のある本は時間を忘れて読み進めてしまうものだからです。もし読みかけのまま手放すことに抵抗がある場合には、一度読み通してからでもかまいませんが、手放すリストに加えても問題ないでしょう。

これらを基準に断捨離をしたら、次は本を購入する際に関してのルールを決めましょう。おすすめのルールを紹介します。

コミックは買わない

コミックなどは連載として続くものが多く、何十冊になることもあります。そろえるとそれだけ多くの保管スペースが必要となってくるのです。巻数の多いものほど、電子書籍がおすすめといえます。

雑誌・週刊誌は買わない

毎週、毎月刊行されるような雑誌は、みるみる増えていきます。また読み返すかもしれないと保管するとあっという間に雑誌の山ができあがるほどです。多く溜まると捨てることも簡単とはいえない状態になります。また雑誌は古本買取店でも買取してくれないところも多く、本当にただ捨てるだけになってしまいます。

1冊読み終わったら次の本を買ってもよい

1冊全て読み終わってから次の本を購入するルールです。気になる本をまとめて買い、次から次へと読むのではなく1冊をじっくりと読み終わったら、新しい本を購入します。その際に、本棚から1冊捨てる本を選ぶようにすると、冊数を変えることなく本棚をバージョンアップしていくことが可能となります。

このように自分なりのルールを決めることでまた新しい本を購入できるという安心感を得ることも必要です。

本の断捨離でのポイントは、本棚の定期的な見直しをすることです。ライフスタイルの変化、自分の趣味の変化などに合わせて役目を果たした本を探し出すことが本の整理に必要なことなのです。
 

本の断捨離におすすめの古本買取

断捨離する本の中には、高く買い取ってもらえるような書籍があるかもしれません。古本買取で買い取ってもらう方法もおすすめです。

雑誌やパンフレット、状態の悪い本などの買い取ってもらえない本などは捨てるしかありませんが、少しでもお金に変えることができたなら、ただ処分するよりも有益な方法になるはずです。 

まとめ

大きな本棚と暮らす本好きでも、本の断捨離をすることでミニマリストになることは十分可能です。本棚をなくすことは部屋をスッキリみせることができるだけでなく、防災面でも重要かもしれません。。大きな地震などで本棚が倒れてくる心配から解放されます。定期的に本棚を見直し、少しずつ本の断捨離を進めていくことでミニマリストに近づくことができます。