読書好きには欠かせない読書記録アプリ。機能やメリットなどをみていきましょう。
読書記録アプリって?
Web本棚や読書管理アプリ、読書目もアプリとよばれることもあります。
読書好きの中には、読んだ本を記録、また読んだ本の感想、気になっている本などを記録している人も多いはず。
それらを記録することで、次に読みたいと思う本の参考になるだけでなく、同じ本を読んでしまうといった失敗を回避することができます。専用のノートに書き込んだり、本にメモを挟んだりする方法がありますが、それらをスマートフォンなどで管理できるアプリのことを読書記録アプリといいます。
読書記録アプリでできること
読書記録アプリにはさまざまな種類や機能があります。登録不要ですぐにでも使いだせるものなどもあります。自分に合ったアプリを見つけましょう。
シンプルタイプ
単純明快、分かりやすい操作と必要最低限の機能のみのとにかくシンプルなもの。こちらでは、読んだ本の記録、また感想やメモのみを入力するものが多いです。書籍の検索をして登録、その本についてのメモを残すという流れになります。
どんな本を読んだか、内容はどうだったかを忘れないためのメモといったところでしょうか。
データ化タイプ
自分が読んだ本の記録をデータ化できるものです。読んだ本の傾向やどれくらいの冊数を読んだのかがグラフ化されます。
データ化されることで、好みの本の傾向がわかるだけでなく、次の本の選びにも役に立ちます。
棒グラフや円グラフ、折れ線グラフなど表示方法もアプリによって変わってきます。
SNS機能付き
読書という趣味を通じてたくさんの人と関わりたいという場合におすすめなのがSNS機能付きの読書記録アプリです。
読んだ本のレビューだけでなく、意見の交換、他の人のレビューなども参考にすることができます。またオンラインで開催されるイベントに参加することができたり、自らコミュニティを作ることもでき、読書仲間をつくれるという点がSNS機能付きアプリの特徴です。
読書記録アプリを使うメリット
読書記録アプリごとに機能がさまざまです。機能によって活用するメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
メリット①
読んだ本・これから読む本の記録と整理ができます。ノートに書いて記録するよりも手軽に簡単にできるというメリットがあります。
メリット②
新刊情報やランキングなどがみられるアプリがあります。次から次へと本を読みたい人や、注目作品などを読みたいという人におすすめの機能です。わざわざチェックしなくてもアプリに表示されるのでとても便利です。
メリット③
カテゴリ分けができます。小説、自己啓発、ビジネス、など自分で設定したカテゴリーに分けることで、読み終わった本を一目でわかりやすく整理できることで見返す際にも探す手間が省けます。
読書記録アプリの選び方
数多くでている読書記録アプリ、どれを使ったらいいのかわからないという場合もあります。読書記録アプリを選ぶ基本的なポイントを押さえて使う目的に合ったものを選びましょう。
ステータスによってわけられるもの
読んだ本と今読んでいる本、気になっていて読みたいと思っている本、といったようにステータスごとに分けることができるかどうかは重要です。多くの本を管理する場合にはとても便利な機能となります。
バーコード検索ができるもの
読書記録アプリでは、自分で本を登録することが必要です。キーワードで検索して見つける方法やISBNコードを入力して検索するもの、そして本のバーコードをスマホなどで撮影して検索するものがあります。バーコード検索ができるものは入力の手間が省けて便利です。
メモ機能がついているもの
多くの読書管理アプリに搭載されているのがメモ機能です。ただしメモでできることはさまざまです。画像を添付できたり、文字数制限などもそれぞれです。
デザインが気に入ったもの
アプリのデザインも重要です。アプリによってデザインは異なりますので、気に入ったものを選ぶといいでしょう。開くことが楽しみになって、読書をするモチベーションがあがることにつながります。
料金
読書記録アプリによっては、無料、登録不要でつかえるものなどがあります。一方で有料のものもあり、それらの中には充実した機能やサービスを提供しているものもあります。有料のアプリを使用したい場合には使いたい機能、金額などを考慮しながら選ぶといいでしょう。
おすすめの読書記録アプリ
読書管理ブクログ – 本棚/読書記録
対応OS | iOS 12.0~/Android 7.0~ |
---|---|
URL | https://apps.apple.com/jp/app/id359066582 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.booklog.android |
ブクログは100万人以上の本好きが集まるサービスです。 会員登録が不要ですぐに使えるアプリです。
アプリをインストール後、ニックネームを登録するだけで、すぐに読んだ本の記録をつけられます。無料で手軽に始められるうえに、ユーザーの感想やおすすめ本の記事がみれたり、読書家さんたちと交流することもできます。
初めての方にもおすすめのアプリです。
読書メーター
対応OS | iOS 12.0~/Android 5.0~ |
---|---|
URL | https://apps.apple.com/jp/app/id509979590 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bookmeter.android |
日本中の読書家と交流できる読書メーター。ユーザーのレビューへのコメントも可能という、よりSNSに近い感覚で使用することができます。読書量をグラフで表示してくれるので、どれくらいの本を読んだのかが一目瞭然!読書週間をつけたい人におすすめです。
読書管理ビブリア
対応OS | iOS 12.0~/Android(未対応) |
---|---|
URL | https://apps.apple.com/jp/app/読書管理ビブリア/id894377244 |
必要最低限の基本機能だけに絞ったシンプルな読書記録アプリです。デザインもシンプルでわかりやすいため簡単に使いたい人におすすめといえます。こちらはAndroid未対応のため注意が必要です。書籍の登録は入力とバーコードに対応しています。
まとめ
読書記録アプリにはさまざまな機能があり、使いこなすことができればとても便利なものです。読んだ本の記録や整理、感想のメモだけでなく、本好きとの交流や、新刊情報まで、アプリひとつでたくさんのことができます。シンプル使いも可能、自分に合ったアプリをみつけて充実した読書ライフを楽しんでください。