東京でおすすめの読書カフェ5選

おしゃれで個性的な読書カフェ(ブックカフェ)が全国的に増えてきています。
 

読書カフェとは

簡単にいうと読書カフェ(ブックカフェ)とはカフェと本屋が一体化している場所のことを指します。読書カフェにはさまざまなタイプがあり、利用する人の用途によって使い分けることができます。
 

新刊を閲覧、購入可能なカフェ

新刊書籍の販売と閲覧ができるカフェです。購入した本を読みながらカフェでくつろいだり、購入前の書籍を読むこともできます。      
 

古本屋とカフェの併設

古本のみを集めたカフェのことです。カフェの古本は閲覧だけでなく購入も可能。店舗によっては古本の買取もおこなっているところもあります。  
 

閲覧のみのカフェ

本の購入はできません。カフェに置いてある本を閲覧するだけ、貸し出しをしていない図書館にカフェが併設されているといったイメージです。

このようなタイプをもとに、いろいろな方法で個性的にアプローチする読書カフェが増えてきています。音楽に関する本のみを扱う読書カフェや子どもの絵本などをメインにする読書カフェなど、明確なコンセプトのもとに展開するような読書カフェでは、同じ趣味や同じ境遇の人たちとのつながりを増やすこともできるようになります。また近年、読書をするための宿泊ホテルなどもみられるようになりました。なぜこのような読書カフェ(ブックカフェ)が増えてきたのでしょうか。 
 

読書カフェが増えている理由

インターネットの普及、また近年の世界事情により、オンラインショッピングが今まで以上に利用されるようになりました。

書籍も同様に、本屋に足を運ぶことなく購入することができるようになりました。そのため、本屋の数が年々減ってきています。

そこで、ただ本を購入するためだけの本屋ではなくカフェを併設することによって、コーヒーを飲みながらゆったりとくつろぐことのできる癒しの場、憩いの場を提供する読書カフェがあらわれると利用者が増えてきたという事実があります。

またテレワークなどが推奨される中で、家にいる時間が増え息抜きなどに読書カフェに足を運ぶ人も多くなりました。

読書カフェでは、新たな建物などを建設する場合は少なく、空き家や空きテナントを利用することができるためその独特な雰囲気などを楽しみたいという人もいるようです。このようにして、一般的な書店が減っていく一方で、読書カフェはどんどん数が増えていっています。
 

読書カフェで本を読むメリット

家ではなく、読書カフェで本を読むメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
 

場所が変わることで新鮮な気持ちに

読書は、場所や環境が変わることで集中できたり、読み方が変わったりします。気分転換といってもいいでしょう。

好きな飲み物などを片手に公園に本を持って行ってベンチなどに座って読む人もいます。また一般的なカフェで読書している人も見かけます。それが読書カフェでできるということになります。読書をするためのカフェですので、公園や一般的なカフェと違い、周りは非常に静かで落ち着いた空間となっているうえ、肩身のせまいおもいをすることなく思う存分、集中して本に没頭することができるのです。
 

あらかじめ本をチェックできる

新刊を置く読書カフェでは、購入しようか迷っていた本をあらかじめチェックすることができます。購入前に読むことができるので、失敗がありません。購入した場合には、その場ですぐに読み始めることができるのも読書カフェのメリットです。今すぐ読みたいという衝動を家に帰るまで我慢しなくていいというのはストレスがありません。
 

新たな出会いがある

図書館などには行かなかったひとでも、読書カフェで新たな本との出会いがあったという場合もあります。コンセプトのある読書カフェでは、自分の興味とは別のジャンル本に出会える可能性もあります。今までと違った世界に飛び込むこともできるのです。
 

コミュニケーションの場

読書カフェで本の話題を通して人と人のつながりが増えたという話もあります。同じ読書という趣味をもつ人同士のコミュニケーションの場にもなっているのです。

上記のように読書をしやすい環境が整っているということがメリットといえます。また家とは違うコーヒーを味わうことを目的に読書カフェを利用する人もいます。リラックスして読書の時間を過ごせる空間こそが読書カフェの醍醐味といえるでしょう。
 

読書カフェ選びのポイント

さまざまな読書カフェがある中でどのようなところにいったらいいのか迷いますね。読書カフェを選ぶポイントをおさえて自分に合ったお気に入りの読書カフェをみつけましょう。
 

読書カフェのタイプ

カフェのタイプは前記した通りです。新刊を扱っている読書カフェでは、本の購入がカフェを利用する条件となっている場合もあるので注意が必要です。逆に、ドリンクを注文することで、本を閲覧できるといったシステムをとっていることもあります。利用したい読書カフェがどのようなタイプなのかを事前に把握しておくことが大事です。

営業時間

自分が読書カフェを利用したい時間帯に営業していなければ意味がありません。読書カフェは24時間営業しているところもあれば決められた時間でしか営業していないところもあります。仕事終わりに寄りたい、昼間に利用したいなど、自分の生活スタイルに合った読書カフェを利用することをおすすめします。
 

座席数や配置

静かな店内がいいのか、気軽に利用したいのか、利用目的にもよって読書カフェ選びは変わってきます。読書カフェによってはwifiが整備されており、PCなどの持ち込みが可能となっています。読書だけでなく作業もできるような環境になっているのです。

静かな空間で読書に没頭したい場合には、そのような読書カフェでは音などが気になってしまうかもしれません。また座席のタイプなども場所によって色々です。ソファ席もあれば普通のカフェのような仕様もあるのでチェックしておくといいかもしれません。
 

カフェメニュー

読書カフェは読書を目的としていますが、読書のお供となるドリンクや軽食などのカフェメニューも重要です。中には本格的なコーヒーやアルコールを提供するような読書カフェもあります。軽食では読書しやすいよう、片手で食べられるメニューが豊富です。またこだわりの読書カフェでは、本に出てくる食事メニューを提供しているところもあります。
 

東京でおすすめの読書カフェ5選

読書カフェの良さがわかったところで、おすすめの読書カフェ(東京)を紹介します。ちょっと環境を変えて読書を楽しみたい人、家での読書が集中してできない場合などは読書カフェを利用するのもいいかもしれません。
 

Anjin(アンジン 代官山)

Anjin(アンジン 代官山)

本に囲まれた空間で訪れるシチュエーションにあった飲物や食事を取り揃える、東京の読書カフェの代表。

住所 〒150-0033
東京都渋谷区猿楽町16-15 代官山 T-SITE
営業時間 11:00 ~ 21:00(L.O. 20:00)
電話番号 03-3770-2525


 

Paper Back cafe

Paper Back cafe

本の街として有名な神保町にある東京堂書店内に併設されたカフェ。しっかりとした食事メニューも嬉しい。

住所 〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1丁目17番地
営業時間 11:00 ~ 18:00(日曜・祝日 休業)
電話番号 03-3291-5181


 

梟書茶房

梟書茶房

食事やお茶を楽しむラウンジ、読書エリア、学校の図書館を彷彿とさせるアカデミックエリア、緑に囲まれた森の部屋など用途に応じて使い分けができる読書カフェです。

住所 〒171-0021
東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola(エソラ)池袋 4F
営業時間 10:30~22:00(L.O. 21:30)
電話番号 03-3971-1020


 

WIRED TOKYO 1999

WIRED TOKYO 1999

シックな雰囲気でまとめられたワンランク上の読書カフェ。こだわりのコーヒー、夜にはBarとしてアルコールの提供もあります。

住所 〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町21-6 QFRONT7F SHELF67/SHIBUYA TSUTAYA内
営業時間 全日 10:00 ~ 20:00
電話番号 03-5459-1270


 

文喫 六本木

文喫 六本木

入場料のある読書カフェ。閲覧室や研究室、喫茶室があります。常時3万冊の書籍を販売。

住所 〒106-0032
東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
営業時間 9:00~20:00(L.O.19:30)
電話番号 03-6438-9120


 

まとめ

東京でおすすめの読書カフェを紹介しました。気分転換に、仕事帰りに、自分に合った読書カフェで心ゆくまで読書を楽しむ時間を過ごしてみてはどうでしょうか?